すまいるねっと

北海道・空知を拠点に活動する、がんと向き合うピアの会『すまいるねっと』のブログです。

深川「すまいるサロン」12月のご案内(※最終週ではなく20日の開催です)

師走も後半に入り、
2018年を振り返って…という話題もチラホラ。
皆さんにとって2018年は、どんな年でしたか?

さて、12月の「すまいるサロン」のご案内です。
今月は、いつもの最終週ではなく、
12月20日(木)の開催で~す!!

折しもクリスマス直前の開催、
美味しい差し入れがあるかもしれません🤗
お楽しみに♪

そして、病院のご厚意で無料提供されている
自販機飲料が冬メニューに変わっております😍
甘酒(ノンアル)、ほうじ茶ラテなど
新商品が登場!

年末の慌ただしさを忘れて、
すまいるサロンで語り合いませんか🤗

がんと向き合う皆さんのご参加をお待ちしております😊

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深川市保健推進員会研修会でお話させていただきました

久々の更新です(^^;

さっそく今月のトピックですが、
11月7日(水)、深川市保健推進員会研修会で講話の機会をいただきました!
タイトルは「がんと向き合う・生きる・暮らす」
事前に役員会の皆さんからご質問を頂戴していたので、それらに応える形式で内容を構成しました。
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講話では、がんサロンの様子や参加者のニーズについて紹介し、がんピアサポーターの役割について説明させてもらいました。
また、地域の多職種・多方面からの連携が「安心して治療・療養に向きあえる環境づくり」に繋がることもお伝えしました。
講話の後半は私自身の乳がん体験談。定期検診から精密検査を受けることになった経緯や治療中の困りごとなど実体験を淡々と。
ご参加の皆さんが熱心に聴いてくださるので、ピアサポの視点から語ることの必要性を実感できました。得難い経験でした。

そして講話の後は演習タイム。
ご自身の病気発症リスクをチェックする「まさかのビンゴゲーム」を体験してもらいました!
今回の講演から初めて導入したのですが、かなり盛り上がりました(^^)v
「まさかのビンゴゲーム」は単なる生活習慣チェックゲームにあらず。
ゲーム後に振り返りの時間を設けます。そして、がんと生活行動の関係を強調することの落とし穴や地域全体で取り組む必然性にも触れます。
みなさんから「楽しかった!」と好評だったので(笑)、しばらく続けてみようと思います。

そういうわけで任務完了(^^)v
今後も地域で必要とされる患者団体としての認知度アップに励みます。
深川市保健推進員会のみなさま、どうもありがとうございました☆彡

生活介護支援サポーター養成講座を受講してきました

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25日(木)午前中、深川市社協さんが主催している生活介護支援サポーター養成講座を受けてきました。
全3回の養成講座なのですが、私個人の都合でこの日の第2回目しか受講できず(--;
先月受講した「認知症サポーター講座」に続き、今月も深川市の医療介護福祉政策に触れる機会をいただいております。
(学ぶだけじゃなく、そろそろ行動する時期…ともいう)

さて、今回の講義は「傾聴の意義と役割を学ぶ」。
講師はなんと、札幌から~!
NPO法人北海道総合福祉研究センターの五十嵐教行(のりあき)理事長からご教授いただきました。

講義では、「傾聴とは何か」「今、なぜ傾聴が求められているのか」について学びました。
時代ごとの世相と人々の心情(心の揺れ)を解説していただいたのですが、お話がとても面白くて笑ってばかりでした。
講義後にお伺いしたところ、大学時代は落研所属&演劇にも携わっていたとのこと。確かに身振り手振りに落語の面影が!

それにしても、傾聴…。
がんピアサポーターの活動をするようになってから、機会があれば学びたいと思っていた分野でした。
同時に「自分の内面(特にダークサイド側)と向き合うようで怖い」という不安も抱えていました。
がんサロンでは参加者の皆さんの話に耳を傾けますが、実のところ、私自身は何をもって「傾聴できている」と自己評価したらよいのか分からない状況でもありました。
講義を受けて、「傾聴」の輪郭に少しだけ触れられた感じがしています。人間関係に潤いを与え「自分のままでいいんだ」という安心感にも繋がる技法なのだと思いました。

嬉しいことに五十嵐さんの「傾聴学習会」、深川で月1回開催中とのこと!
現在、11月13日(火)14時~と12月18日(火)14時~が予定されています。
興味・関心のある方は、深川市社会福祉協議会(電話0164-26-2411 担当:橋本さん)までお問い合わせくださいね☆

ちなみに、札幌では下記のイベントが開催されます
第10回(平成30年度)全道傾聴フォーラム « 北海道総合福祉研究センター←リンク先
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こちらも興味関心のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか(^^)

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【おまけ】
赤い羽根共同募金、ご当地バッジが話題になっているのをご存知ですか?
深川市限定バッジは、
深川米のキャンペーンキャラクター「こめッち」(500円)
こういう形の募金も楽しいですね~♪
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10月のすまいるサロン

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昨日は、10月のすまいるサロン開催日でした!

会場の窓辺には、サロンのリピーターさんが編んでくれたスカート姿の雪だるまが並べられていて、そろそろ冬だなぁ~というディスプレイ。
今年は例年よりも秋が長めですね。夏以降の天変地異に疲弊した身体を今のうちに整えたいところです(^^)

さて、今月のすまいるサロン。
常連さんたちに加えて、先月お休みだったピアサポ柴田さんも参加し和気あいあい♪
いつものようにノンビリと茶話会を楽しみました。
お茶菓子のカゴには、常連さんが銀玉屋さんから貰ってきた飴玉がいっぱい!
ごちそうさまで~す☆

昨日の茶話会で白熱したのは、昔の屠畜法と北海道では口にする機会少ない食材の話(昆虫系)。
話の発端は「昔はイボが出来たらヘビの皮で擦ったよな!」という内容。
そこから、ヘビ→羊→北空知の屠畜今昔物語→イナゴ&蜂の子…とエンドレス(^^;
思わず「この話、下(1階)の外来待合では話せないねぇ~、でへへ♪」と呟いてしまう、ピアサポおゆきでした(^^;

サロンの参加者は、いわゆる「高齢者」カテゴリーの方が多く、毎回、地域の今昔物語を聞かせてくれます。
来月もどんな話題から驚愕エピソードが飛び出すのか、乞うご期待!

来月のすまいるサロンは、
11月29日(木)13:30~15:00の開催です。
「がん」をきっかけに自由に語らいができるサロンです。
がん患者さん・ご家族・ご遺族、がんと向き合う状況にある方ならどなたでも♪
もちろん、がんに関する困りごとを共有したり、個別に医療スタッフが相談をお受けすることも可能です。
寒い季節になりますが、すまいるサロンでほっこりお茶とお喋りを楽しみませんか?
お気軽にお立ち寄りくださいね(病院スタッフの皆さんも、休息ついでにどうぞ~♪)

がん経験者の講話デビュー(北空知管内中学校)

【がん教育・中学校で講話デビュー】

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16日(火)、北竜中学校3年生13名を対象に講話をしてきました。
保健体育の授業枠(2時間)での実施です。

前週の授業で、保健師さんから「がんを学ぼう!」と題した講義とグループワークを行っているので、私の担当は「がん教育後編・がん経験者の体験談」です🤗

講話では、がんの告知を受ける前の状況から治療中の出来事や現在の活動に至るまでのことを話しました。
予定していた時間(35分)よりも早めに話を終えたので、10分ほどQ&Aタイムに…😅

結果的に講話と質問タイムの2部構成にしたことで、双方向のやり取りができて良かったです。

自分では喋りながら「あ、この話は言葉が上っ滑りしてるわ(汗」とか「おや、このエピソードは生徒自身の気持ちとリンクしてる?」と、頭の中はフル回転🌀。
質問も生徒だけではなく、先生や授業参観に来てくださった町職員の方からも飛び出したりして、講話で触れなかった部分(前の時間に学んだ知識との比較)を補えた印象でした。
そうは言っても、私自身は帰りの車の中で反省しまくりでしたが…😅

そんな私に授業の最後、クラス代表の生徒から、感謝のメッセージをもらいました。
「自分の祖父母は、がんになってから直ぐに亡くなってしまったので、『がん』ってそういうものだと思っていました。でも、村上さんの話を聞いて、がんになってからも人生を変えることができるんだと分かりました。(以下、略)」

あ、最低限のことは伝わったかも~( ;∀;)

これから届く13人の感想が楽しみでもあり恐怖でもあります、ひゃー😅

講話の内容は練り上げ不足の部分も多く、一通り終わらせないと見えてこない課題もありました。
また講話の機会が巡ってきたときに備えて、しっかり修正したいと思います。

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私事ですが、かつて教職に就いていたこともあり、久々に子どもたちの前に立ちました。
授業を統括する「教員」の立場と、授業における「生きた教材」としての立場とでは、生徒へのアプローチ方法が違います。
そういうこともあり、校舎に入る前までは変な緊張感に襲われ、自分自身に苦笑い。
肩ひじ張らずに、子どもたちと一緒に学び合い、考え(意見)を交流し、相互理解が深まればOKなんですよね(^^;
がん経験者として、学校に協力できることって何だろう?…引き続き模索していきたいと思います。

ピンクリボン・ディスカバ10周年に参加しました

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昨日は深川すまいるピアサポ会メンバーの柴田さんが代表を務めている『ピンクリボン・ディスカバ』の10周年記念イベントに参加してきました🤗
(僭越ながら司会を務めさせていただきました☆)

会場は石蔵を活用したアートスペース!(アートチャレンジ太郎吉蔵)
滝川駅の近くにこんな素敵な場所があるなんて~♥️
音響設備もバッチリで、ライブとか朗読イベントにうってつけの会場です😊

さて、10周年の記念企画は「親子で学ぼう!がん教育」がテーマ。
砂川市立病院臨床心理士の松井さんとがん経験者として柴田さんが、砂川の小学校で実施した出前授業を再現してくれました(^-^)
再現とはいっても会場も顔ぶれも教室とは異なるので、講師のお二方も苦労されたご様子😅
それでも参加者の方々はフムフムと頷きながら熱心に聴き入っておられました。
大人も勉強しなくちゃね…((^^;
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今回、内輪でのサプライズ(写真どど~ん☆)
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帯広から、がん患者・家族の支援会「enn(えん)」世話人の古城さんが顔を出してくれました!
10月7日に開催された帯広のイベントに柴田さんが登壇したので、相互交流ともいえる?
お互いの地域で顔を会わせるのも楽しいですね~♪